黄凱のコメント
 

 

観客にストーリーが浸透しているので、
創作であってもわかりやすく観て頂けたでしょう。
ロミオもジュリエットも一途で情熱的。
その情熱ってすごい、と思いつつ、
僕自身ストーリーに溶け込んでいったようでした。
中身を吐き出し、感情が身体を動かしました。
僕を刺激し成長させてくれた作品となりました。
是非また挑戦したいです。

 

 

  編集後記
 

 

古典作品に沿いながらも
モダンなテイストが活きた振付
恋人達を翻弄し悲しい運命へと追い込んでいく
モンタギュー家とキャピュレット家の対立という重圧を象徴するかのように
効果的に使われる
シンプルだけどインパクトのある装置や美しい照明が
舞台に動きと奥行きを出し
甘くなり過ぎることのない叙情性で
そこにある悲劇を際立たせる。

黄凱のRomeoに触れる機会を
これまで、どれだけ待ち望んだ事だろう。
その期待に応えるべく
彼と後藤千花先生の演じた
ヴェローナの恋人達の純愛が
胸を打つ舞台。
終演後の余韻の中で
シェイクスピアの戯曲の一節が思い浮かんだ。

A glooming peace this morning with it brings;
The sun, for sorrow, will not show his head:
Go hence, to have more talk of these sad things;
Some shall be pardon'd, and some punished:
For never was a story of more woe
Than this of Juliet and her Romeo.

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