(Photo© PLIE)

 

■黄凱のコメント

クラシックとは違う動きに戸惑い、
最初はなかなか振りが身体に入らず、曲を掴むのも苦労しました。
流れを掴み、音が自然に聞こえてくるようになってからは
踊り込む度自分の中にある「振り」が「動き」になり、
毎回新たな「違う感覚」に触れていたように思います。
終演後、「今回はいつもと違った」という声をたくさん聞きました。
僕は特別何か違った感じも、意識的に変えた事もなかったのですが、
舞台の上ではいつも以上に無心だったような気がします。
リハーサルの段階から集中して作品の世界、自分の世界に没頭でき、
役ではない、「自分」を探していたような、
そんな作品だったと思います。

 

 

■後援会から贈られたお花の前で

 

■演出振付の中島伸欣先生

■ 衣裳の桜井久美先生

 

■編集後記

演出に用いられた
大小さまざまな白い球体が
照明を受けて鮮やかな色へと変わる中
透け感のある青磁色のシャツをまとって
舞う黄凱―
その眼差しはこれまでに見たことが無いほど
強い光を湛えていました。

今回の作品への黄凱の意気込みが
その気迫に圧倒されるような
熱く激しいイメージとなって客席に押し寄せてくる…

演出振付の中島先生が
「この舞踊家はこういう存在の仕方ができる人だ!」と、私自身ワクワクする時がありました。
と事前のインタビューの際に仰っていらした通り、
この作品で引き出された
彼のワイルドさとコケティッシュなイメージが
新鮮で印象的。

ノーブルで透明感のある存在感
そして今回魅せてくれた新たな一面
彼のダンサーとしての奥行きの深さを
改めて感じた舞台でした。

今回の特集の取材に際しましては
ゲネプロの写真撮影をPLIEさんに御協力頂き、
とても美しいお写真で御紹介することができました。
ありがとうございました。

 

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