Backstage

 

■黄凱
 

 

4年ぶりに上海での公演が決まった時はとても嬉しく思いました。
今回はクラシックの作品ではないし、日本の古典文学なので
少し分かり難いのではないかと心配な気持ちもありました。
この作品を演じるにあたり、
光源氏の役ではあっても最終的に表現するには、
自分らしい自分の個性が必要だと思い、
日本文学という事よりも、
石黒先生の作品の世界を表現するという事に心を配って演じました。
今回の作品はテクニックよりも表現が大切な作品、
ですから表現する事に集中したつもりです。
公演後に久しぶりに舞台を観て下さった方から、
成長した、良かったという批評を頂き、
日本に来て色々な作品を経験し、
自分なりに勉強してきた事が評価されて、
とても嬉しく、頑張ってきて良かったと思いました。
昨年の初演時よりも源氏物語というこだわりが取れて、
気持ちを込めて踊れる様になったので、
来年1月に東京で再再演する時には 
是非、そういう変化を観て頂きたいと思っています。

 

■安達悦子さん


 

黄凱は稽古場では得られないひらめきみたいなものを
舞台では出してきます。
感じた事をストレートに表現できるところが
羨ましいと思う事があります。
私も黄凱と踊る時には五感を研ぎ澄ませて、
アーティストとして真剣にぶつかっています。
そんな中から、本番でしか味わえない
計算しているのとは違う表現や感覚を得て、踊る事が出来ます。
再演は本番の雰囲気を覚えていて、
膨らませる事が出来るので楽しいです。
また私自身が、
紫の上という女性の性格や共感できる部分を見いだせたので、
初演の時とは表現が変わったかもしれません。

 

■時田ひとしさん

 

 

上海に来られた事は非常に嬉しい事で、
公演が無かったら来るチャンスが無かったと思います。
黄凱とここ3ヶ月くらいの間に3回続けて仕事をする機会があり、
彼のやんちゃな部分とすごく人の良い部分を沢山感じられたので、
又一緒の舞台に立てる事があったら良いなと思います。
とても素敵なダンサーです。
足にまめが出来てしまって、新しい靴を買うのに彼が通訳してくれて、
3軒の店を一緒に回ってくれました。
助かりました。

 

■伊藤拓次さん

 

 

上海で公演してみて、観客の反応がストレートで
拍手、笑い、つまらなそうな感じなどをダイレクトに感じられた事が良かったです。
黄凱はクールな外見で、ちょっと冷たいのかな・・・?
なんて思っていたら、
街を案内してくれたりして、なんだいい奴だな〜なんて思いました。

 

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