BackStage


まず、公演は「大成功!」と言えます。
昨年、上海で公演した時は、
日本の観客とは違った反応があったりして
ちょっとビックリして、今回はどうかな・・・と最初は不安な気持ちでした。
でも、今回はお客様の反応もよく、
温かい拍手を頂けたのでとても嬉しく、正直安心しました。
劇場や宿泊等の条件が厳しかったところもあり、
バレエ団の皆さんはちょっと我慢しなければならない事もあったりして、
普段の公演より数倍疲れたのではないかなと思います。
バレエ団の皆さん、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。
上海のバレエ学校、バレエ団の友人、先生方、親戚なども
応援に駆けつけてくれて、とても嬉しかったです。
今回は、上海→東京→寧波とハードなスケジュールでしたが、
この経験が、また力になった様に思えます。
両公演で、こうやって踊れた事に協力して下さった方々には
とても感謝しております。
移動などで少し疲れた感じもありましたが、
観に来てくださるファンの皆様の期待に応えられるよう
どの舞台も心を込めて踊る事ができたし、
皆様が温かく見守っていてくれると思うと、
多少の疲れは消えて無くなりました。
また、上海で踊れる機会があるといいなと思います。
その時は、ファンの皆様にも観ていただけるといいですね。


石井清子先生
慣れないところで、劇場の機構も違いますのでいろいろ問題はありましたし、ダンサーたちにとっては、上海はバレエの水準も高いところですので緊張していた面もあったと思いますが、おかげさまでお客様の反応も良く、最後は喝采の拍手も頂いてとても感激しています。
私は黄凱が14,5歳のまだタイツも履かずショートパンツでお稽古している小さな頃から彼を知っていますが、今日の公演では故郷に錦を飾ることが出来て、彼にとっても良かったと嬉しく思います。

吉沢真知子先生
今回の劇場が日本の舞台より奥行きが深かったのですが、日本の公演では横に広い舞台が殆どで、間口と同じくらいの奥行きの深い舞台にダンサーがなれていません。
場当たりなどをしていても、同じ動きでも進む距離などが全然違ってきますから、そのあたりをとても心配していましたが、限られた時間の中でみんな一生懸命頑張り、見事に本番をこなしてくれたことをとても嬉しく思っています。

 


 

 

上海舞踏学校の後輩(4年下だそうです)の陳俐さん郁芳苓さん
陳さんは2000年、郁さんは2001年の
サントリー・ウーロン茶のCMに出演なさっていました。
お二人からは次のようなコメントを頂いています!

「バレエ学校にいた頃に比べて、すべての面に於て成長し、
とても上手くなったように感じます。
彼の活躍は後輩としてとても誇りに思っています。
今後はどんどん国際的に活躍して欲しいと思います。」



ファンから黄凱に贈られたお花



9日リハーサル時にご両親と


劇場を出る前。おつかれさまでした!

 

暗かったので、画像が良くありませんが
皆さんで記念撮影していることろを撮らせて頂きました。

 

 
【編集後記】

小雨の降る寒い冬の日の上海でしたが
カーテンコールには、
拍手をしながら舞台に歩み寄る中国の観客のみなさん
暖かい空気に満ち溢れた劇場
この場に居合わせることができた幸せに
私達取材スタッフもまた心が温まり
満ち足りた想いに浸るひと時でした。
この特集を通じて、その雰囲気と感動を
少しでも感じて頂くことができれば幸いです。

数年前、日本でコッペリアを観た時よりも
黄凱のフランツは生き生きと更にチャーミングに
なった様に感じました。
本番の撮影は客席の比較的前のほうからでしたので
余り良いアングルではありませんでしたが
その代わりに、周囲の中国の観客のみなさんが
この舞台を心から楽しんでいる
反応を肌で感じることができました。
また、 上演中に小さく囁く周囲の方のお話を
幕間に通訳の周さんから訳してもらったところでも
「とても綺麗だ」等良い感触の感想でした。

限られた時間の中でのリハーサル、
慣れない場所での舞台で
ダンサーやスタッフの皆さんのご苦労も多かったと思いますが
それが見事に花開いたような
素敵なコッペリアだったと思います。

 

 

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